リガの自由記念碑(Freedom Monument)

Freedom monument
ラトビアでは、Riga(リガ)で旧市街と新市街を行き来したり、

ルンダーレ宮殿やスイグルダにも足を伸ばした。

 

Rigaはラトビアの首都。

その人口は約70万人で、ラトビアはもとよりバルト3国最大の都市である。

バルト海とロシアの中継貿易拠点として栄えた港町は「バルト海の真珠」と讃えられ、

旧市街はユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

 

13世紀にハンザ同盟に加入したことから街が急速に発展したため、教会や商家など旧市街の美しい建物はこの時代に建てられたものが多い。

ブラックヘッドのギルド。

1941年にはドイツ軍の空襲で破壊されてしまったが、今では15世紀から積み重ねられてきた個性的な出で立ちが完全に再現されているそう。
House of the Blackheads
聖ペテロ教会からはRigaの街を一望できる。
ST.PETER'S CHURCHそして、自由記念碑。
Freedom monument
この記念碑は1935年にラトヴィアの独立を記念して建てられたもの。

塔の上に立つ女性ミルダ(Milda)が、ラトヴィアの3つの地域 (クルゼメ、ヴィゼメ、ラトガレ)の連合を表す3つの星を掲げている。

碑の基部には「祖国と自由に」という文字が刻まれている。

ソ連時代も壊されることはなかったものの、反体制の象徴として 近づくだけでシベリア送りにされると噂されていたそうだ。

青空に星を掲げる姿がとても誇らしげだったが、夕暮れに見た、 真っ赤に染まった空に向かって真っすぐに3つの星を掲げ続ける姿の 方が強く印象に残った。
Freedom monument

リトアニアでキャンプに参加しているとき、リーダーたちがある日2日分の仕事をしようと言って、雨の中も休まずワークをした。

翌日の空いた時間にカウナスの第9要塞博物館や、KGB博物館に連れて行ってくれたことをよく思いだす。
画像-040今は稚拙な表現しかできない自分を恥ずかしく思いながらも、あのとき自由記念碑を見て感じたことを覚えていたくて、展示に加えたかった。
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