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Aug 13th, 2015

ふしぎの国のガウディ

サグラダ・ファミリアのイラスト

スペインへ旅行する前に、アントニ・ガウディに関する書籍をいくつか読んだ。そうちの一つは「ふしぎの国のガウディ」だ。

結論から言うと、私にとっては大変面白い本だった。

言わずと知れた偉大な建築家ガウディについて知る方法

様々な専門家やガウディに所縁のある人々が、限られた文字数の中でガウディ、もしくは彼の建築物について文章を書いている。

ガウディほど有名な人物について、そのキャラクター、生涯、建築物を知るのには、面白いアプローチではないかと思う。誰もが知っている建築物を創り出した人物のことを、1から10まで時系列で細かく語ることが面白いとは限らない。

もちろん事前に計画付けられていたにしても、重複されるエピソードはさぞ象徴的なできごとなのだろうし、多数派に反発する論説もまた、ガウディ知るためのを重要なキーワードになるのだろうとうかがい知れる。

え?ダリが語るガウディってどんな感じ?

ガウディを敬愛する専門家が語るとっておきのエピソードだけでなく、サルバドール・ダリの「ダリ流ガウディ賛歌」、岡本敏子さんによる「岡本太郎が語ったガウディ」を読むことは、日本人旅行者に、ガウディがいかに偉大で、かつユニークな人物だったかを教えてくれた。

ガウディや建築について詳しくない私のような者にとっては、作品・個人史年表や「5分でわかるガウディ Q&A」はもちろん役に立つだろう。それに加えて、時代まで遡って、様々な人物がそれぞれの視点で語るガウディにまつわるエピソードは、知ったことで少し嬉しくなれるものばかりで、スペインでのガウディ探訪をより興味深いものにしてくれた。

また、建築だけでなく、音楽や、地中海やカタルーニャという土地が与えた影響、そしてパトロンのグエル、ライバルのモンタネールや弟子たちについての話を渡航前に読んでおくことは、バルセロナへの旅行をより面白いものにするだろう。

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