J&M DAVIDSONのレインブーツ

レインブーツのイラスト

神楽坂のセレクトショップ ラカグ(la kagu)をぶらぶらしていると、まさに自分好みの黒いショートブーツが目に入った。よく見るとレインブーツだった。軽い気持ちで試着してみると、足の甲がすっとしまった感じのする形の良さに一目惚れ。でもレインブーツなんてそんな履かないよなぁと思って店を後にした。

まるで自分の理想のショートブーツを再現したようだったので忘れられず、色々調べてみたけれど、J&M DAVIDSON(ジェイ&エム デヴィッドソン)はイギリスのバッグとベルトのブランドだそうで、レザーのブーツはなかった。バッグや財布とその値段を見ていると、もしレザーのブーツあったとしても、すごく高かったろうなと思った。

J&M DAVIDSONのレインブーツ

それから1年経った雨の日、スニーカーから靴下まですっかり濡れてしまった。濡れた足元が冷えるのを感じながら天気予報を見ると、雨マークがずらりと一週間並んでいた。レインブーツは買う価値があると確信した。

実際に手持ちの服との組み合わせを考えてみると、ワンピースからショートパーツまで色々いけるなと気づく。冬が終わってもブーツを履けることが嬉しくなってきた。

履いて1日過ごしてみると、細身の見た目にもかかわらずゴムが柔らかいせいか、痛みを感じることもなかった。いい買い物だったな。