代々木八幡 Le cabaret のフレンチでロートレックを思い出す

ル・キャバレー(Le cabaret)のイラスト

渋谷あたりで食事をしようというとき、未だに言葉にするのは少し気恥ずかしい「奥渋」に行くといいことがある。

金曜の夜、友人に誘われて代々木上原駅から歩いてル・キャバレ (Le cabaret)へと向かう。お店に近づくと、店内は開け放たれていて夜風がやんわり吹く中、カウンター席で白ワインを飲みながら本を読む彼女を発見。声をかける前に写真を撮ろうかなと思うほど絵になる光景。

早速黒板を見ながらオーダー。ブラッタータといちごのサラダ、ポモドーロ。

ル・キャバレー(Le cabaret)の料理

そしてメカジキのカツレツ。運ばれてくると、その見た目もたまらないし、口にしてもひとつひとつ嬉しい驚きのある美味しさ。

ル・キャバレー(Le cabaret)のメカジキカツレツ

ワインも、お店の方に相談しながらオーダー。それがまたおいしかったので、つい先日2人で神楽坂のTrailerで飲んだワインの思い出話を始めると、お店の方が「あぁその醸造元はこのお店に来たことありますよ」「それならこれがおすすすめですよ」なんて教えてくれた。なんとまぁ。美味しいフレンチを食べながら、お店の雰囲気もとても良いものだから、赤いトーションをかけたお店の方が、段々ロートレックの描いたAristide Bruantに見えてきた。